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一級建築士の国家資格取得の背景に迫る│合格率10%の試験のその「先」を聞いてみた│大原諒也氏【Part2】
T=TOSHI(インタビュアー)、G=Guest(ゲスト)、A=assistant(アシスタント)
こんにちは、リッチネイバーズのトシです。
A:カカです。
T:本日は一級建築士の講師をされてる大原諒也さんに引き続ききていただいてます。
G:お願いします。
T:お願いします。前回の動画で諒也さんが何をしてる人なのとか一級建築士とはどんな業界なのか、なりにくいのとか話をしたのでもし気になる方は前回の動画見てもらったら内容がわかると思うので是非見てもらいたいと思います。本日はその諒也君がなぜ一級建築士を目指したのかというところを聞いていきたいなと。後は前回の動画でも話してる動画編集みたいな事。何で動画編集やってたのとか、後はファミリービジネスの不動産の管理ってどんな仕事なのっていうのをお伺いしていきたいんですけど。まず初めになぜ一級建築士を目指されたのか教えてもらっていいですか?
G:理系をまず選んだところで。
T:元々理系だったんですか?
G:そうです。あんまり面白みのあるモチベーションじゃ無いかもしれないけど理系で工学部でその学科だったら一番火が当たりそうかな。いろいろ電気とか電子とか化学とかあるけどどれもちょっと暗そうだなっていう。ほんまに怒られるような感覚ですけど直感的なイメージで建築だったらちょっとスポット当たりそうな感じかなみたいなものがモチベーション。
T:建築業界のことめちゃめちゃディスりましたね。
G:ごめんなさい。
T:大丈夫です。
G:すみません。
T:炎上しますよ。建築だけに炎上したら困りますよ。
G:いやいや。
T:すみません。
ただ目標を決めてください!
G:そういうところとやっぱりミーハーですけど日本の匠とか建築家の人が情熱大陸で出たりとか、なんかかっこいいなっていう所からですね。結構そういう風なモチベーションで建築目指す人多いと思うんですけど僕も漏れずににそんな感じかな。
T:人の思いを形にしていくっていうところで家って結構思いが詰まってるというかそういうところがあって。僕もリフォームの匠でしたっけ?
G:うん。
T:見てましたもん結構。劇的BeforeAfter。何ですかリフォームの匠って。そんな番組ありました?
G:劇的BeforeAfterの
T:びっくりしたよ。
G:BeforeAfterに出てくる設計担当者の人を毎回匠って。
T:匠って呼んでましたね。
G:そうそうそう。
T:そっちを言いたかったんですね。
G:それを言いたかった。
T:やめてくださいよ。劇的BeforeAfterに出てくる匠を見たって言ってください。
G:そうですね。ちょっと緊張する。
T:リフォームの匠って漫画かと思いました。
G:チャンピオンとかに連載してそう。
T:してないですからね。探してもリフォームの匠検索しても何も出てきません。
G:無いですね。
T:リフォームの上手い人が出てくるだけですね。それは幾つの時に決めたのですか?
G:高校2年生ぐらいですかね。
T:高校2年生で一級建築士になろうと。一級建築士という言葉をその時から知ってたんですか?
G:どうだろう。ちょっと覚えてないんだけど。
T:建築の世界に行こうと。
G:そうですかね。
T:そしたら一級建築士というゴールみたいな、一つの看板があるよみたいな。それを決めたのが高2という事ですか?
G:そうですね。
T:まあまあ早いですね。僕高校2年生の時とりあえず勉強とサッカーやって大学入ればいいわぐらいしか考えてなかったので。
A:そうですね。

G:やっぱり理科系ってなったら早い段階で絞られてくるようなイメージかなと。
T:そうですね。
G:自分がちょっと数学得意なんじゃないんかなっていう誤解したばっかりに理系を選んだら早く進路を決めなあかんようになったみたいな。
T:なるほど。逆に強制的に何か決めないといけないってならない限り人間ってなかなか決まっていかない。
G:確かに。
T:大学は進学したんですか?
G:関西大学というところに。
T:賢い。
G:ありがとうございます。
T:それで理系学科でも建築学科みたいな。
G:そうですね。工学部の建築学科みたいなものがあったんで。
T:そっち系行ったんですね。
G:うん。
T:二級建築士と一級建築士があるじゃないですか。学生のお時に取れるんですかそういうのは?
G:卒業して二級建築士に受けれますよっていうもので卒業してから実務つんだら2年実務摘んだら一級取れると言うことです。
T:23歳で二級建築士とって25歳ぐらいで一級建築士取ってたんですか?
G:さらっとストレートに取れたわけでもないんで。
T:何回か落ちたんですか?
G:もちろん。
T:何回落ちたんですか?
G:恥ずかしい。
T:言ってくださいよ。失敗から学んだ事っていくらでもあるじゃないですか?
G:一次試験で一回落ちて二次試験に2回落ちたから4年。
T:4年かかってますね。
G:そうですね。
T:先生結構苦労したんですね。
G:しましたね。
T:だからこそ学び方のノウハウであったりとか結構蓄積されたものはあるんじゃないんですか?
G:ありますね。
T:4回目ってことはだいたい27歳ぐらいで一級建築士を取得したと。一級建築士をだいたい取ったら建築の業界で働くじゃないですか。そう思ってなかったんですか?
G:そうですね。ちょっと設計事務所に行ったこともあったんですけどうちの稼業の兼ね合いがあってファミリービジネスの兼ね合いがあってそことちょっとバランス取りたいといったこともあったんで資格としては取ったし、何かそれでもってできることと言うところの1つに講師の仕事が出てきたかなって言うところですね。
T:なるほど。それで講師の仕事をやられたと。いきなり教える方に回って教えられるものなんですか?
G:最初の方は先輩とか学校のほうにたくさん怒られました。グダグダな授業やってたんで。
T:やめてください。
G:ほんまに。
T:グダグダな授業しないでください。
G:自分が何年も受けてた側だからこんな先生だったら嫌だなって言うのが思ってたはずなのにいざ前に立って立ち振る舞うとなるとこんな先生だったら嫌だなっていうことをしてるなっていうのも当初はあったしなかなか思ってても実行するっていうかアウトプットする側っていうのは難しいっていうか非常に痛感しましたね。
T:なるほど。やっぱりインプットとアウトプットってちょっと違いますもんね。僕もカメラやユーチューブ結構最初に見たんですけどこんなん余裕やろって思ってたんですよ正直。こんなん余裕やし僕喋るの上手い方だと思ってたんでスラスラ喋ったろうかと思ってカメラの前に立ったらそれこそグダグダでした。初めの方の映像見るの嫌ですもん。
G:分かる。
T:今でこそみたいな。でも僕ちょっと思ってるのがアウトプットやるようになるとインプットの精度が上がるっていう。
G:それはそうですね。
失敗してもいいし動く気持ちが大事なんです!
T:だから前回の動画で諒也君が言ってた仲間同士で教えあってくださいっていうのって僕めっちゃ理にかなってるとずっと思ってて、何でかというとインプットしたものを人に教える時に絶対アウトプットするんで、アウトプットする時ってインプットした内容を自分の中で一回してわかりやすくまとめてアウトプットを出すっていう作業が絶対脳内に入る。絶対右から左じゃないはずなんですよ。この作業の中で結構知識とか知恵になってる部分がすごくあって、だから今もこうやってユーチューブ取らせてもらってるんですけどこの中でも学びがすごくある。そういうことですね。

G:本当にその通りだと思う。アウトプットしたり教えて初めて同じ言葉を話すにしても気持ちが乗るっていう感覚を僕は感じるくてどういう記憶、どういうことが頭の中に残るっていったら自分の気持ちが動く事ってすごく大事なんじゃないんかなって思っててそういう意味でも教える時に教える事、教える時に感じる事っていうのはすごく大事なのかなと。
T:なるほど。
G:今すごく思います。
T:大原諒也仕事論みたいな。
G:測らずしてそんな風になったかもしれないけど。
T:伝える時に気持ちを載せないと。
G:そうですね。
T:伝わらないと。建築士として講師をやられてることはターニングポイント大体分かったんですけど、動画編集やってもらってるじゃないですか。動画編集は何で始めたんですか?
G:きっかけは僕の髪の毛を切ってくれてたスタイリストさんが今度余興でAKB踊りたいんですけどカウントダウンTVみたいなフリのVTR作ってくれる人いないですかねみたいに聞かれたことがあってそういえばあのフリーソフト使ったら僕でもできるんじゃないかなみたいなので、僕できるかもしれないよみたいな話が結構最初。
T:そうなんや。
G:そうです。
T:そこから始まってるんですか?
G:そうです。結果安全に内輪の趣味よね。
T:それでフリーソフト使っていじったんですか?
G:そうですね。自分でもわりと形になるもの作れるやんっていう風なのがあって割と個人的な繋がりで色々作ってっていうオファーがあってだんだんお金いただけるような感じに。
T:ちょっと副業みたいな感じで。
G:そうですね。
T:ちょっと計算したら10万円ぐらい稼げてた時あるんじゃないんですか?
G:事業規模にやっぱり比例してきて単価も上がるのでもらえるときは結構しっかりもらえる時もある。
T:普通にサラリーマンが1ヶ月働ぐらいは。
G:ありますね。
T:諒也君ってやって頼まれたことをボランティアでやったわけですよね。
G:そうですね。
T:ボランティアでやったらそれが評価されてだんだんお金をもらえるようになったと。変な話でそれで仕事を辞めたとしても別によかったぐらいの収入はあったということですか?
G:集客にこだわったらコンスタントにそれでやっていく事もできたかもしれない。
T:みなさんこれですよ。仕事を難しく考えなくてもいいかもしれないですね。
G:本当に最初は趣味だった。ただちょっと建築の絡みでパソコンに座る脇付き合わず体勢があったからフリーソフトにに手を出してみようという流れだし、肩肘張って取り組んでたっていうよりかは楽しんでやっててそこにリアクションがあっての繰り返しだったと思います。
T僕なんで諒也君にお願いしたかというと諒也君はフリーダンスですよねほとんど。フリーダンスにもかかわらずレスがめちゃくちゃ早いんですよ。ちゃんとその日以内に(返信が)帰ってくる。フリーダンスの人ってっけこうレス遅かったりするんですよ。仕事たまってるのか普段打ち合わせしてるのか知らないですけどそっちに追われてレスを返すっていう仕事が多分溜まるんですよフリーダンスの人は夜に。結局面倒くさくなって飲み会とかに行ってたらそのまま(返信)返さなくて終わって次の日の朝に出てきますみたいな。その時には決めてたいこっちとしては。だからもう安心感というかそういうのには諒也君だからお願いした。
G:確かに。そこは僕も意識してできるだけ早くリアクションしようていうのは思ってた。
A:早いですね。
T:仕事早い。後1個だけ聞きたいのがファミリービジネスってどんな感じなんですか?不動産の管理っていう仕事は。
G:祖父が残してくれた建物があってそこに入っているテナントさんとのやりとりとかあとは中々古くなってきた建物だから維持管理のための工事とかそういうことの仕事をしてます。
T:その地に仕事があり一級建築士の講師っていこれから拡大していくかもしれない仕事があり動画編集っていうちょっとお小遣い稼ぎみたいな。めちゃめちゃバランスいいですね。
G:ありがとうございます。
T:今回の動画では諒也君ターニングポイントについて主に聞いていったと。次の動画ではさっきちょっと触るだけ話したんですけど画面の目の前にいる人たちがどういう風にしていったらそういう諒也君みたいに動画編集の仕事取れたりとかしていくかっていうのを一緒に考えていく会にしたいと思うので今回の動画はここまでにしていきたいと思います。皆さんがいいなと思っていたら高評価ボタンとチャンネルチャンネル登録のほう是非よろしくお願いします。
引用元:一級建築士の国家資格取得の背景に迫る│合格率10%の試験のその「先」を聞いてみた│大原諒也氏【Part2】
Youtube放送日:2020年2月28日 チャンネル名:Rich Neighbors~リッチネイバーズ~ 運営元:株式会社ARILA